プエラリアとは
プエラリアは、タイやミャンマーの北部に自生するタイ固有種のマメ科クズ属の植物です。食用にされているのは大きな塊状になる根っこです。プエラリアは2年ほどでこの地下茎を発育させます。日本でよく食べられる葛(クズ)の近縁種でもあります。漢方で有名な葛根湯はクズの根を乾燥させて粉末化した生薬ですが、プエラリアも同じように加工します。プエラリアの生薬がプエラリアサプリといえます。
そのためタイではプエラリアはハーブとして取り扱われています。さらにタイではプエラリアは加工品しか輸出しないという輸出規制があり、非常に入手困難なハーブとなっています。その稀少性から高価な原料となっています。プエラリアの塊根は現地では“若返りの薬”として知られています。またタイの伝統医療で、更年期の女性に対する強壮剤として他のハーブと組み合わせて利用されています。
プエラリアとプエラリア・ミリフィカの違いは?
正確にはプエラリアは3種類あります。タイではガウクルアと呼ばれており、3種類とは、シロガウクルア、クロガウクルア、アカガウクルアです。
その中でサプリメントとして効果があるのはシロガウクルアだけです。シロガウクルアは別名をプエラリア・ミリフィカといいます。「ミリフィカ」はタイ語で「奇跡・ミラクル」を意味します。
※当サイトではプエラリア=プエラリア・ミリフィカとして表記しています。
シロガウクルア以外は無価値
アカガウクルアやクロガウクルアなどの亜種はシロガウクルアに形状も生態も非常に似ています。現地でも間違えるほどで、これが市場を混乱させる要因にもなっています。非常に似ている3者ですが、シロガウクルア以外には有効成分がほとんど含まれていません。また、シロガウクルアでも若いシロガウクルアの根には有効成分が醸成されておらず、ほとんど価値のないものです。
プエラリア選びのポイントは3つ
そのため、プエラリアを選ぶ際には、
1.原料がシロガウクルア=プエラリア・ミリフィカであることが明記されている
→あやしい原料を使っていない
2.そのプエラリア・ミリフィカを100%使っている
→サプリの中身を薄めていない
3.樹齢10年以上のプエラリア・ミリフィカを使っている
→若いと有効成分が入っていない
以上3点をクリアするものを選ぶ必要があります。
3点をクリアしたプエラリアサプリはこれ
次のページ≫≫プエラリアの比較表。決定版!